会長あいさつ

『災害と隣り合わせ』を改めて実感

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社会福祉法人酒田市社会福祉協議会
会長 阿部 直善(あべ なおよし)

 市民の皆さま、残暑お見舞い申し上げます。

 立秋を過ぎればひと雨ごとに涼しくなるはずですが、最近の天気は極端を示すことが多いので、果たしてどうなるか、予測がつきません。どうか折々の天気と上手に付き合い、ご自愛いただきたいと思います。

 しかし、それにしても今年の夏は災害続きで、この先一体どうなるんだろうと心配になります。大阪北部の地震、西日本の豪雨と追い打ちをかけるように“逆コース”をたどった台風12号、そしてとてつもない猛暑・・・列島は、まるで災害に喘いでいるかのようです。亡くなられた皆さま、被害を受けた皆さまに、衷心よりお悔やみとお見舞いを申し上げます。 

 そして、この酒田です。猛暑日は2、3日もあったでしょうか、気温はさほどではなかったものの、梅雨のときから雨が少なく、ついには渇水対策が必要なほどになりました。“そろそろ雨が欲しいなあ”との会話が多くなってきた矢先、8月3日、4日の『酒田港まつり』(甚句流し、花火大会)が終わった途端、5日未明から6日にかけて、大雨となりました。荒瀬川や相沢川、最上川に近接した地区には避難指示が出されるなど、一気に緊迫した状況になりました。 

 幸い、災害ボランティアセンターを開設する(当社協の役割です!)までの事態には至りませんでした(注)が、改めて、私たちの生活は『災害と隣り合わせ』であることを実感した次第です。いざ、というときの見守り対象者やサービス利用者の安否確認、介護サービス継続あるいは休止の判断、そして災害ボランティアセンターの設置運営訓練や地域福祉センター(津波避難ビル)への避難者受け入れ訓練の練度向上等に向けて、しっかり取り組みを進めていきたいと思います。 

 市民皆さまには、こうした当社協の姿勢をご理解いただき、引き続きご支援ご協力を賜りますようお願い申し上げます。

(注)県内では戸沢村社協で開設。当社協からも応援に行く予定です。

平成30年8月9日

市民皆さまから協力していただくに足る社協であるために

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社会福祉法人酒田市社会福祉協議会
会長 阿部 直善(あべ なおよし)

 今年も、早や6月となりました。市民皆さまには、日頃より当社協へご支援、ご協力を賜り、まことにありがとうございます。心からお礼申し上げます。

  6月と言えば、梅雨の季節。雨の日が多くなるのは仕方ないにしても(もちろん、そのことによる恩恵もあります!)、災害などが起きないよう、どうかほどほどに降ってほしいものです。

  さて、当社協では、例年5月から6月にかけて、自治会長やコミュニティ振興会長の皆さまを対象とした事業説明会を開催しています。これには、市民皆さまに社協や日赤の会費、共同募金へのご協力をお願いするにあたり、集約をお願いしている会長の皆さまから、社協などがどんな事業に取り組んでいるのか、ご理解をいただく場としての意味合いがあります。そして私は、この場に臨むとき、数ある社会福祉法人の中で、社協だけが会費などをお願いできることの意味について、いつも訴えています。つまり、それは社協が果たすべき公的な責任と役割の重さであり、『市民皆さまから協力していただくに足る社協』であらねばならないということです。

  当社協では、地域社会の様相や地域課題を踏まえ、この数年間で、地域で支え合う新たな仕組みづくりや成年後見、生活困窮者自立支援、ボランティアと災害対応、認知症対応型デイサービス等々、新たな分野にも取り組みを広げて来ました。今、地域福祉は、「我が事 丸ごと 地域共生社会の実現」の政策に象徴されるように、重要性を増しています。その地域福祉の推進を本分とする組織として、地域で必要とされる事業を展開し、『市民皆さまから協力していただくに足る社協』でありたいと思っています。皆さまには、こうした社協の姿勢をご理解いただき、引き続きご協力賜りますようお願い申し上げます。 

 時節柄、皆さま、どうぞくれぐれもご自愛ください。

平成30年6月15日

平成30年度も「福祉でまちづくり」を進めます!

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社会福祉法人酒田市社会福祉協議会
会長 阿部 直善(あべ なおよし)

 市民皆さまには、日頃より当社協へご支援、ご協力を賜り、まことにありがとうございます。心からお礼申し上げますとともに、平成30年度の始まりに当たり、社協や地域福祉をめぐる最近の状況認識について、感じていることを申し述べたいと思います。

 今、厚労省が提起している「我が事 丸ごと 地域共生社会の実現」の政策は、すでに
先学が指摘しているように、「国による地域福祉の政策化」を意味しています。つまり、これまで社協は、主に制度・政策の狭間や外側の領域で地域福祉に取り組み、存在意義を示してきたわけですが、これからは、「地域福祉政策」という大きな枠組みの中で、いかに役割を果たしていくかが問われていくことになります。

 一方、地域に目を向けると、介護保険の総合事業(B型)をはじめ、さまざまな課題の
解決を地域に求められることが多くなり、本筋でないとは言え、「やらされ感」を感じている住民組織も少なくありません。そして、その結果が、地域福祉活動・住民活動の担い手不足にもつながっているのではないか、とさえ思われるのです。

 私は、こうした社協の立ち位置や地域社会の様相からすると、「自分たちの住んでいる地域がこれからどうありたいのか、ほかの誰でもない自分たちが考えていく」ことがますます大事になり、その思いを地域と共有することで、住民の「やらされ感」の払拭につながると思います。そして、「地域住民とともに、地域課題を発見し、共有し、解決策を考える」取り組みを継続することが、「地域共生社会の実現」に結びつくと確信しています。

 平成30年度、当社協はこのような認識の下、「福祉でまちづくり」を進めてまいります。市民皆さまには、引き続きご支援、ご協力を賜りますよう、お願い申し上げます。

花冷えの時期、皆さま、どうかくれぐれもご自愛ください。

平成30年4月10日

思いやりでおもてなし

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社会福祉法人酒田市社会福祉協議会
会長 阿部 直善(あべ なおよし)

 

 市民皆さまには、日頃より当社協へご支援、ご協力を賜り、まことにありがとうございます。心からお礼申し上げます。

今年の冬は、いつもより寒い日が続き、路肩や公園の雪もなかなか融けないまま、3月を迎えました。それでも最上川の白鳥は北帰行をすでに始め、社協近くの新井田川畔の桜並木も、心なしか、つぼみがほんのり色づいてきたように見えます。

さて、桜と言えば、例年4月中旬に桜まつりが開催される日和山公園は、近年園路が舗装され、車いすを使用できるようになりました。そこで社協では、「車いすだって花見!」と考え、現地での車いすの貸し出しを、昨年の試行を経て、今年から本格実施することにしました。公園管理部門や祭り主催者などとの調整も順調なので、足腰が不自由で、“花見に行きたいけど、日和山はちょっと無理”とあきらめていた気持ちを、“日和山に行っても大丈夫”に変えることができたら、と思っています。(詳細は、追ってホームページ上で)

今、本市では、インバウンドをはじめとする観光客をもてなすため、「酒田交流おもてなし市民会議」が組織され、活発に活動しています。社協もその一員ですが、港や商店街での華々しいおもてなしは苦手なので、社協らしく「思いやりでおもてなし」をしたいと考えて来ました。桜まつりでの車いすの貸し出しは、その実践であり、障害者差別解消法の趣旨にもつながると思います。この春、“〇年ぶりで日和山の桜を見た”“酒田に花見に来たら、車いすが用意してあってよかった”という声が広がっていけば、嬉しい限りです。

寒暖の差の大きい時期です。皆さま、くれぐれもご自愛ください。

■第7回「東日本大震災追悼の集い」のお知らせ

*社協と市が一緒になって、3月11日(日)午後2時45分から、地域福祉センターで開催します。今年の寒さは、7年前、東日本大震災が発生したときを彷彿とさせます。多くの参加で、「私たちは忘れない」のメッセージを届けましょう。

平成30年3月5日

 

 

 地域福祉の転換期、社協は主体性を持って取り組みます

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社会福祉法人酒田市社会福祉協議会
会長 阿部 直善(あべ なおよし)

 

 明けましておめでとうございます。

 市民皆さまには、当社協に対し、昨年も格別のご支援、ご協力を賜り、まことにありがとうございました。改めて心からお礼申し上げます。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

 今年の正月は、年末の荒れた天気に続いて、雪模様の三が日となりました。天気は、この地域としては仕方がないにしても、災害にしろ、国内外の情勢にしろ、新しい年は平穏であってほしいと願わずにはいられません。

 さて、先月12月のこのコーナーでも触れたように、「我が事、丸ごと 地域共生社会の実現」という国の政策は、地域住民を主体に、社協、行政等が連携して地域課題を解決する体制づくりを求めています。このことは、社協がこれまで担ってきた地域福祉推進の理念と重なり合うものであり、“国がついに地域福祉を政策化した”ように思います。

 つまり、私たちは今、社協や地域福祉に関する大きな転換期の只中にいるのです。しかし、それだからこそ、私たちは地域で支え合う仕組みづくりを進めるに当たって、「国の政策」という時流・お墨付きに頼るのではなく、主体性を持って取り組んでいかなければなりません。「福祉でまちづくり」の理念の下、地域の状況に立脚し、その地域に合った支え合いの仕組みをつくるという姿勢、これこそが社協の主体性であり、「住民主体」が「住民のみ主体」「住民にお任せ」にならない大前提だと思います。

 平成30年、酒田市社協は、このような基本認識を持って諸事業に取り組んでまいります。市民皆さまには、こうした当社協の姿勢、方向性にご理解をいただき、引き続きご支援、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。

 結びに、新しい年が、市民皆さまにとって幸多き1年でありますことをご祈念申し上げ、新年のごあいさつといたします。

平成30年1月4日

 今年もご協力ありがとうございました。

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社会福祉法人酒田市社会福祉協議会
会長 阿部 直善(あべ なおよし)

  早くも師走になりました。市民皆さまには、今年も当社会福祉協議会にご支援、ご協力を賜り、まことにありがとうございました。心から感謝申し上げます。

 この冬は、11月下旬から雪の降る日が多いように感じられます。長期予報では平年並みとのことなので、それなりの覚悟はしておかなければなりませんが、願わくは、除雪ボランティアの皆さまが、大汗をかかない程度に降ってほしいものです。

 さて、先日、前田福祉賞(市事業)と社会福祉協議会の表彰式典を一緒に開催し、前田福祉賞を2団体、社協表彰・感謝状を37個人と4団体に贈呈しました。皆さまいずれも地道に、長きにわたって福祉活動に取り組んで来られた方々ばかりであり、心から敬意と感謝の意を表させていただきました。

 今、国では「我が事、丸ごと 地域共生社会の実現」を目指した政策を提起しています。
 しかし、毎年この表彰式典のたびに思うことは、表彰を受けられた皆さまは、すでに「我が事、丸ごと・・・」を実践されている、ということです。換言すれば、こうした人たちが、まさに自分のこととして活動されているからこそ、私たちが日々に暮らす地域が成り立っているのだと思います。

 当社協は、「福祉でまちづくり」を理念に、「明日は我が身、おたがいさまの気持ちを持って、地域で支え合う仕組みをつくろう」と提唱しています。このことは、社協全体がこれまで言い続けてきたことでもありますし、今回の国の提起ともつながります。その意味で、「社協が唱えてきた地域福祉の推進を国が政策化した」と言えるかもしれません。

 このように考えると、私たちは、地域福祉をめぐる大きな転換点の只中にいるように思います。であるならば、私たち酒田市社協は、この状況を絶好の機会と捉え、「我が事、丸ごと・・・」を実践されている地域住民、行政や関係団体の皆さまと協調し、またときに刺激し合いながら、地域福祉の新たな地平を切り開いて行きたいと思います。

 当社協の決意の一端を申し上げつつ、来たる新しい年が、市民皆さにとりまして良い年になりますことをご祈念申し上げ、今年1年の感謝のごあいさつといたします。

平成29年12月8日

 共同募金は「笑顔をつくるモト」となり「小さなよいこと」をたくさんしています。

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社会福祉法人酒田市社会福祉協議会
会長 阿部 直善(あべ なおよし)

  市民皆さまには、日頃より酒田市社会福祉協議会にご支援、ご協力を賜り、まことにありがとうございます。心から感謝申し上げます。

  私たち、地域福祉の推進に携わる者にとって、10月は、「赤い羽根共同募金運動」スタートの月です。昭和22年に始まったこの運動は、今年で71回目となり、すっかり秋の風物詩として定着しています。当社協(酒田市共同募金委員会)も、自治会やコミュニティ振興会、民生委員、福祉団体、法人事業所、学校、市関係職場などのお力添えをいただいて、多様な運動を進めてまいります。今年もご協力をよろしくお願い申し上げます。

  さて、社協会報(社協HPから閲覧可能です)の10月1日号は、毎年、共同募金特集号になっています。今年の紙面には、「赤い羽根はいろんな人たちの笑顔をつくるモトになっています」「赤い羽根は小さなよいことをたくさんしています」の見出しが躍っています。

 「笑顔いっぱい」の表紙の写真、73の助成先の紹介は、その見出しを裏打ちしています。

  とは言え、共同募金は、歴史が長い分だけ、市民の皆さまに、何となく「義務感」的な感じを抱かせかねない側面があるのも事実です。そこで、私たちは、「楽しんで募金する」雰囲気を醸し出すことをねらいに、今年度も下記の企画に取り組みます。市民皆さまのご支援、ご協力、よろしくお願い申し上げます。

【どんしゃんフリマ】 【第5回共同募金応援クリスマスコンサート】
〇 10月15日(日) 〇 12月9日(日)
〇 10:00~16:00 〇 13:00~15:00

〇 大通り 荘内証券前付近 

〇 酒田市地域福祉センター

〇どんしゃんまつりに合わせて出店

何が出るかお楽しみに

〇 出演:酔奏楽部さん(フォーク)、

 池澤きん子さん(アイリッシュハープ)、

M(ミュージック)’Sぷらすさん(ピアノ&ヴォーカル)

〇 チケット(協力金:当社協で取扱い)

一般 千円 高・大生 5百円 中学生以下無料

■フリーマーケット売上、コンサート協力金は、全額共同募金に寄付されます。

■「あののん」「もしぇのん」共同募金オリジナル缶バッジあります。300円以上の個人募金者にプレゼントします。

平成29年10月3日

 社協・日赤会費の納入、ありがとうございます

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社会福祉法人酒田市社会福祉協議会
会長 阿部 直善(あべ なおよし)

 8月に入りました。この「会長あいさつ」は、4月以来の更新です。いつもですと、2か月に1回、長くても3か月に1回は更新しているのですが、今回は、期限のある他の業務を多く優先させてしまい、4か月ぶりになってしまいました。

 この間、季節は春から夏へと移りましたが、大雨や強い地震が各地で頻発しています。被災された皆さまに、心からお見舞いを申し上げます。

 さて、市民皆さまには、日頃より社協活動にご理解、ご協力を賜り、まことにありがとうございます。とりわけ、例年この時期は、社協と日赤の会費を、自治会、コミュニティ振興会で集約していただき、会長の皆さまなどから、暑いさなか、社協本部や各支部へお届けいただいております。ここに改めて深く感謝申し上げます。  

 今、国では、「共生社会の実現」をめざし、「我が事、丸ごと」の考え方で地域づくりを進める考え方を打ち出しております。言わば、社協が主張してきた「住民主体で地域福祉活動を展開する」という理念が政策化されたことになります。このことの評価は、私も含めいろいろあるようですが、これからの地域づくりを進めるうえで、地域福祉の重要性が位置づけられた意義は大きいと思います。

 私たち社協の役職員は、市民皆さまから、会費を頂戴し、かつ日常の地域福祉活動でもご協力をいただいていることを肝に銘じ、皆さまの負託に応えるべく「福祉でまちづくり」を進めてまいります。引き続きのご理解、ご協力をよろしくお願い申し上げます。

 暑さは、これからが本番です。市民皆さまには、くれぐれもご自愛ください。

平成29年8月2日

 

 

 平成29年度を迎えて

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社会福祉法人酒田市社会福祉協議会
会長 阿部 直善(あべ なおよし)

 今年は、例年に比べて雪が少なく、春の訪れも早いように感じていましたが、意外にもぐずぐずと寒い日が続きました。それでも社協近くの新井田川堤の桜並木は、日に日にピンク色が目立つようになりました。残雪の鳥海山を背景に咲きそろうのも、もう間もなくです。(

 そんな春の息吹を感じる中、平成29年度が、いよいよスタートしました。新年度にあたり、ごあいさつと所信の一端を申し上げます。

 市民皆さまには、当社協に対し、日頃からたくさんのご支援、ご協力を賜り、まことにありがとうございます。心からお礼申し上げます。29年度は、「第3期酒田市地域福祉活動計画(計画期間:28~32年度)」の2年度目として、制度改正や新規事業の導入などの課題に対応すべく、次の8項目に重点を置いて取り組みを進めてまいります。

① 地域での支え合い活動の推進
② 新しい介護予防・日常生活総合支援事業の
    対応
③ 新・草の根事業の包括的見直し
④ 地域福祉活動の担い手確保と育成
⑤ 地域福祉活動と市社協介護事業等との連携
⑥ 社会福祉法人等との協働による公益的取り
    組みの推進
⑦ 共同募金運動の新たな展開
⑧ 社会福祉法改正への対応

                    これらは、例えば①と②の関係のように、各事業
                   が多かれ少なかれ連動し合うものばかりです。また、
                   ③のように、これまで社協の「売り」だったものを
                   包括的に見直すという大仕事もあります。それだけ
                   に、取り組み前の意思統一と事後の振り返りをしっ
                   かり行い、成果を上げてまいりたいと思っておりま
                   す。 

                    市民皆さまには、引き続きご支援、ご協力賜りま
                   すよう重ねてお願い申し上げます。 

                   ※きれいな桜を眺められるのも、「心のふるさと新
                   井田川の会」による環境美化ボランティア活動のお
                   かげです。ありがとうございます。