地域交流サロン事業

 地域の人間関係の希薄化が進んでいると言われて久しく、生活に寂しさや不安を抱えている人が増えています。「高齢者」や「障がい者」など地域から孤立化しがちな人々が気軽に集まり、楽しいひとときと仲間づくりができる地域交流事業を進めています。

活動内容

 地域交流サロン事業は、そこにいるだけで楽しいことが大切です。人と人とのふれあいの場として、参加者と主催するボランティアが話し合い、プログラムを考えます。プログラムはみんなが楽しく参加できることが大切です。一部の仲間だけの閉じた関係ではなく、ひろく参加が可能となるような居場所づくりを心がけていきます。

(プログラム実施例)

  • 健康体操
  • ビデオ鑑賞
  • 懐かしい遊び (お手玉、おはじき)
  • 蕎麦打ち体験
  • 日帰り旅行
  • 食事会(昼食会)
  • 陶芸・手芸
  • 折り紙
  • お茶を飲みながらのおしゃべり会
  • 花壇づくり
  • 交通安全教室
  • 子どもと高齢者の交流会
  • 昔話を聞く会

開催する場所

自治会館、コミセン、地区公民館など。
(身近なところで、参加する人が歩いていける場所が理想です。)

運営

運営する側も参加し、参加者といっしょにサロンを楽しみながらすすめていくことが長続きのコツです。日程やプログラムも参加者と相談しながら決めていきましょう。

サロンの特徴

  • 楽しい雰囲気、場づくり
  • 気軽に参加できる
  • 参加条件など堅い縛りが少ない
  • 場所が近い(身近な場所)
  • ボランティアと参加者がお互いに協力して運営する
  • プログラムは地域の特徴あるもの(活動内容もできるだけ自由に。)
  • 費用はできる限り安く
  • 開催回数も柔軟に。(単発ではなく継続することが大切です)

守っていただきたいこと

  • 参加者のプライバシーを尊重すること
  • 食べ物を出す場合は食中毒に注意

市社協の支援

酒田市社協では「地域交流サロン事業」活動が活発になるよう、支援いたします。

  • 学区社協に活動費を助成(各地区10万円)
  • 賠償責任が生じた際の保険対応
  • 発足時の情報提供
  • 各サロン活動の意見交換や研修の機会の提供
  • 講師の紹介等

開設時の手順(参考例)

1 声かけ・仲間探し サロン活動に興味がある人、地域に同じような考えを持つ人がいないか仲間を探してみる。地域の役員の人にも相談してみる。
2 社会福祉協議会へ 社会福祉協議会では、他のサロン活動の紹介及び講師紹介や職員の派遣を行っています。
3 活動準備・周知 中心となるメンバーで、運営体制や活動費用、会場確保等基本的な計画を考え、地域の協力者の募集と参加者への案内を行います。
4 活動開始 出来る範囲でプログラムメニューを考えて活動を始めます。最初は無理のない内容で始めてください。
5 評価・反省 毎回の活動を振り返り、評価と反省を行います。活動の継続と充実のバランスを考えて、次回のサロンに反映させていきます。

 

お問い合わせ

酒田市社会福祉協議会 地域福祉課

TEL:0234-23-5765 FAX:0234-24-6299
※窓口・お電話受付時間:平日8:30~17:15

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